2017年10月09日

田植えと稲刈りの間の出来事1

田んぼの稲の成長が早すぎて書く機会を逃してしまった?
そんなことを今さら書いてみたところで何の意味があるのか良くわかりませんが、とりあえず振り返ってみることにします。

×月×日 『幕末太陽傳』の舞台を鑑賞
『幕末太陽傳』といえば、言わずと知れた昭和の名作映画。
この映画は『居残り佐平次』『品川心中』『三枚起請』『お見立て』などの落語の内容がふんだんに取り入れているので、落語好きな私のお気に入りで、3回くらいは見ているでしょうか。
あの今村昌平がまだ助監督をしているっていうくらいの古い映画なので、もちろんリアルタイムで見たわけではなく、テレビでです。

さて、そんな名作映画の舞台版とは、いったいどのようなものだったのでしょうか。

「『幕末太陽傳』見て来たって言うじゃねえかい」
「ああ、そうだよ。映画の『幕末太陽傳』って言やあ、石原裕次郎や小林旭みてえな、いい男がぞろぞろ出ているっていうような映画よ。それが今度の舞台は、宝塚の公演だってんだから驚きだあ」
「宝塚って、女ばっかりのあれかい?」
「あたりめえよ、男ばっかりの宝塚ってのがあるかい。あったら薔薇組だよ」
「その宝怩ノどうしておめえが行ったんだよ。どう見たって宝怩チて顔はしてねえぜ」
「実はなあ、かかあのヤツが宝怩フ券を2枚どっからかもらったんだよ。券は2枚。かかあが1枚だろ、そうするってえと残りは1枚。そこでだ、その1枚で誰と行くかが問題よ。」
「どうせおめえが行きてえって言ったんじゃねえのか」
「馬鹿を言っちゃいけねえよ。昔っから女が苦手のこの俺がだよ、女だらけの世界になんか足を踏み入れてみなよ。どうにかなっちまうぜ。そうじゃねえんだよ、『あの人と行ったら、あっちの人に申し訳ない。あっちの人と行ったら、今度はこっちの人に義理が立たない。』そんなことで友達とは行けねえんだってよ。友達関係が地震みてえにぐらついて、ひびでもへえっちまったら元も子もなくなっちまうってことだよ」
「地震?こりゃまた大きく出たねえ」
「そりゃそうよ。なんせ、地震も宝怩熬f層(男装)が気になる」

とまあ、このように熊さんと八つぁんに経緯を語ってもらいました(オチがちょっと強引かな)が、そういうことなのです。

有楽町にある東京宝恁場
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通り向かいは帝国ホテルでした。

男性は数えるほど少なくて、アウェイ感が半端ないのではと、心して行ってみたのですが、意外にも男性客が多くて一安心。
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きっとワタクシと同じ口なのでしょう。お疲れ様です。^^

さて、肝心の舞台の方ですが、内容は映画をそのまま舞台に移したという感じで、セリフなんかも全く映画のそれと同じようでした。主人公の「いのさん」(居残りだから「いのさん」)が羽織を空中にパッと放り投げて粋に着るシーンなど全く映画と一緒。おもしろかったです。
ただ、皆さん女性なので、声がほとんど同じように聞こえて、誰が発生しているのかわからないことがたびたびありましたが。

演劇の後は、レビューっていうのでしょうか、華やかな歌と踊りのショーの始まりです。
実際に観たことはありませんが、NHKの紅白歌合戦のフィナーレが延々と続く感じといえばよいのでしょうか。女性の観客は皆さん身を乗り出すかのようにノリノリで観ていました。
男性の私は、深くシートに腰をかけて静かに鑑賞していましたが、圧巻といえば圧巻でしたね。

ショウーが始まる前に見た、近くの日比谷公園で行われていた野外コンサート
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アフリカのジャズ?
エチオピアンジャズっていうのかな?
音楽的にはこっちの方をもっと聴いていたかった。

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有楽町駅近くのガード下の飲み屋街を横目に見て帰宅。
posted by tomochan at 19:23| 埼玉 ☔| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月08日

稲の成長早すぎ

前回、田植えの話題を記事にしたのを最後に、その後一度も更新できないうちに、いつも間にやら稲刈りの時期。
最近の稲は成長が早くなったのか、書こう書こうと思っているうちに、稲の成長のスピードに負けてしまったようです。


ということで、当地も先日から稲刈りが始まりました。
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稲刈りに先立ちコンバインの整備を手伝いました。
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コンバインの中をジロジロ見るのは初めてでしたが、なかなか興味深かったです。
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稲刈りの本番のほうは、手伝えることもなさそうなので、田んぼをジロジロすることに。

赤い電車
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青い電車
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クリーム色の電車
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田んぼの脇の山の縁に咲くツリフネソウ
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今年は丁寧に草刈りをしたようで、数が少なかったのが残念。

第2ジロジロファームから種が飛んで土手に咲いたコスモス。
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草刈りの時もこれだけは刈らずに残しておいたのです。

シラサギ
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シラサギが飛来するということは、餌となる生物が豊富だということでしょう。
事実、この地区で生産される米は、農薬や化学肥料の使用を可能な限り抑えているため、埼玉県の特別栽培農産物の認証を受けているのです。
ゆくゆくは名前を付けて販売しようかなんていう案も出ています。
サギが舞う田んぼで採れる『鷺の舞』
本当はキヌヒカリという銘柄なんですが、コシヒカリとして売り出したたりして。
これが本当の『詐欺の米』
なんちゃって。

夜の帳の下りた田んぼ
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2017年08月03日

早苗饗


ここのところ、先日までの猛暑がウソのように涼しくて、今朝などは秋のようでした。

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第二ジロジロファームのコスモスも成長が早くて、先月に膝の高さくらいに先端を刈り取ったのですが、また伸びてきてしまいました。

そんな時に田植えの話です。

6月の末、大人になって初めて、田植えの手伝いをしました。
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というのも、我が家のあたりの米作りは、40年程前から各戸ごとではなく、地域で組合を作って、その集団で行っているので、私のような素人が手伝う余地もなかったのです。

ところが、最近、当地区もご多分に漏れず、高齢化の波が押し寄せて参りまして、このたびの田植えデビューとなった次第なのです。
まあ、こちらにしたって、次の波となって押し寄せて行くのは時間の問題という感じなんですけどね。

さて、田植えが終わった日に波の親分、いや、長老格の人が私に声をかけてきました。
「さなぶりをやるからその時には来いよ」

さなぶり?
はて?
初めて聞く言葉。

もしかして田植機が「さなえ」?
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その後に装着されて、肥料や農薬を振りまく装置があったけど、「さなえ」の後ろでフリフリ振りまくから「さなフリ」。それが訛って「さなぶり」?
あれの整備か?

そんなこたあない。

それにあの装置は「こまきちゃん」。
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それとも、さ嬲り?
〈さ〉は鎖?
小鹿野の嬲谷を思い出します。

いろいろと妄想は膨らみましたが、周りの人達との会話の様子から、「さなぶり」とはどうやら宴会のことらしいことがわかりました。(アホらしい)


家に帰ってから、さっそく調べたところ、「さなぶり」とは「田植えの終わりに、田の神を送り、宴を張って祝う行事。さのぼり」とありました。(三省堂新明解国語辞典第4版)

漢字では「早苗饗」(さ上り)と書くようです。
なるほどねえ。

田の神と 併せて送りたや 山も神     流木

さて、その「さなぶり」
田植えも終わって久しい、来週に行われるとの連絡を受けたのですが、あいにく他の行事と重なって参加できなくなってしまいました。

仕方がないので土曜日に内輪だけのささやかな「さなぶり」を開催

「さなぶり」なので、ちいさなブリを注文しようとしたのですが、そういうのはないって。
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本来ならば田んぼも土用干しの時期で、かんかん照りになって欲しいところなのでしょうが、あいにくのこの天気。

おかげでモツ鍋がおいしく食べられます。
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ご当地ハイボールも良いですが
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やはり「さなぶり」を祝うなら米のお酒がいちばん。
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今の田んぼの様子
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「さなぶり」
趣のある言葉なので、覚えておくために記事にしてみました。
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2017年06月12日

涙にまつわるエトセトラ 後編

泣きたい話、涙の出た話の後編です。

涙ポロポロ編
「涙なんかじゃないわ 泣いたりしない」

涙があふれてたまらない一日でしたが、泣いていたわけではなかったのです。

麦苅りの終わった後の田んぼで、麦わらを燃やす手伝いをしました。
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煙が目にしみる
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迷惑な話かもしれませんが、これをやらないと次に田植えができないんだとか。
近隣の家は、つながりのある家ばかりの地区だからこそできることかも。

煙に巻かれたのか、自転車乗りの一団がコースミスで立ち往生
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「もしもーし、まっすぐ行ってもジロジロファームがあるだけで、行き止まりですよ」
教えようにも遠すぎて声がかけられず。
スマホか何かで確認して、正しい道に戻って行きました。
煙のせいではなくて、そこはサイクリングの人が良く間違う道なのですね。

涙の物語を未然に防ぐ編

麦わら燃やしをしているときのこと。

一緒に作業していた人が、水路の落差工の下で首のあたりまで水に浸かっている一匹の犬を発見しました。
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いくら暑いからと言っても、水浴びにはまだ早いのでは。
家から逃げ出して田んぼに来たわんぱく坊やが、鴨か何かを夢中で追いかけているうちに、ぼっちゃーんと落ちて、上がれなくなってしまったといったところでしょうか。

二人で協力して水路から引き上げてやったところ、しばらく休んでいるかと思いきや、ふらふらになりながらも道路まで歩いて行ってしまいました。
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どれくらいの時間、水の中にいたのかわかりませんが、相当体力を消耗していたのではないでしょうか。
それでもすぐに動き出すとは、よほど家に帰りたかったのでしょう。

道路をよたよたと歩いているところに、近所の若者が車で通りかかり、車を止めてしげしげと犬を見ています。
こちらも遠くで見ていたので良くわかりませんでしたが、何やら電話をしているようにも見えました。
もしかしたら、飼い主にこころあたりがあるのかも。

その後、若者がどこかへ行ってしまうと、犬も動き出し、何とジロジロファームの方に向かって歩き出したではありませんか。
ジロジロファームに居ついてメイちゃんと同居することになるのか?

気になって後を追いかけて行くとファームには入らず、道路が行き止まりになっているあたりでウロウロしていました。
そこへ先ほどの若者が、戻ってきたので、手を挙げてこちらの場所を教えたところ、飼い主らしき人を伴ってこちらにやってきました。

やはり、飼い主さんとのことでした。
飼い主さんの話によると、いなくなったのはその日の朝で、老犬のため耳も目も悪いので、心配でたまらず、ずっと探し回っていたとのこと。
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飼い主さんに抱えられて車に乗せられ、無事帰宅。

迷い犬が何年もかけて飼い主の元に帰るといったような、涙なしでは読めないような物語があったような気もしますが、そうならなくて良かったのです。
めでたし、めでたし。

ちなみに、犬の性別はメスだそうなので、落ちるときの音は「ぼっちゃーん」ではなくて、「ばっちゃーん」だったですね。
posted by tomochan at 15:37| 埼玉 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

涙にまつわるエトセトラ 前編

例によってまた今回もまとめ記事です。
今回のテーマは泣きたい話、涙の出た話。

半べそ編
「1週間に2度も」

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先々週の週末は、時ならぬ台風並みの大風が吹き、ジロジロファームでも梅の実が落ちたり、トウモロコシやキュウリのネットが傾いたりと、散々でした。

そして、先週の金曜日の夜。
今度は雷雨と同時にひょうにまで見舞われてしまいました。
一時は庭がひょうで真っ白になるほど。

ファームの野菜の様子が気になり、翌朝、さっそく行ってみました。

プッツリ
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ツルの先端が切られたキュウリ
実がなり始めたところだったのに。

ポキッ
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折れてしまったナスの茎

ブスッ
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ひょうが貫通して穴だらけになったナスの葉
こちらも実がなり始めて間もないところだったのですが。

ビリッ
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定植して間もないレタスの葉も引きちぎられたよう

運の悪いことに、このキュウリなんか同じ日の朝に定植したばかりです。
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まあ、こちらは家庭菜園なのであきらめもつきますが、被害を受けた専業の農家は泣きたくなるほどだったかも。
この後、持ち直してくれれば良いのですけど、いずれにしてもちょっとがっかりの1週間でした。


やや泣き編
「なんじゃ、こりゃあー」

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車を運転していると、下の方からカチャカチャと異音がしてくるのでタイヤを調べてみると、なんと金属が刺さっていました。
「蛇にピアス」ならぬ「タイヤにピアス」

そーっと抜いてみると
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建築工事などで使われる番線と呼ばれる太い針金

「あれ?どこかで見たような光景だなあ」

数年前の自転車のタイヤの時と同じです。
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その時の記事

ピアスだけにタイヤのサイズに合わせて、大きさも違います

なんて、のんきなことをいっている場合ではない。

このタイヤ、2日前に履き替えたばかりの新品のタイヤだったのです。
しかも、この一ヶ月で2回目の交換。
というのは、5月10日にも後輪の2本だけですが、交換しているのです。

その時は、タイヤを道路の縁石に当ててしまい、サイドが傷付いてしまったので、以前から傷があったもう一方の後輪と一緒に交換したのです。
もっともその時は「間もなく全部交換の時期だから、それまではとりあえず中古にしておこう」と思って、中古タイヤにしたのですが。

ところがそのタイヤを履いた途端、ある一定のスピードに達すると縦に振動が感じられるようになってしまったのです。
もちろん中古タイヤといっても、買ったのはその方面では有名な店で、今までに何度も利用してますが、一度も不具合はなかったし、今回もホイールバランスなどの調整はしてくれているはずなのにと、不思議な気持ちでいました。

私の車はフルタイムの4WDなのですが、ネットで調べて見ると、その手の車のタイヤ交換は4輪同時にやるのが好ましいのだとか。
同じサイズのタイヤといっても、使用状況によっては外径に差ができるので、4輪駆動の場合だと、最悪、デフが壊れて燃え出することもあるとか。

「おー怖!」
そんな事も知らずに、4駆車を何十年も乗り続けてきたとは。

そんなわけで、先日の日曜日、4輪同時におニューのタイヤにしたのでした。
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以前は、欧州の高級車専用タイヤといったところのあのピレリも今は国産タイヤの半値で買えます。
時代は変わりました。

ということで、安いピレリにしたわけですが、それでも、中古タイヤ2本分の交換賃を加えると結構な出費になってしまいました。

それなのに、交換2日目にしてこのようなことになるとは。
ちょっと涙目。

涙ポロポロ編
「我的眼泪涌出来了」

不覚にも、涙がぼろぼろとこぼれてしまいました。

今年の春頃だったか、どこかのBS放送局が放映したチャン・イーモウ監督の中国映画「初恋のきた道」を録画しておいてので、暇ができた先週、家族と一緒に鑑賞したのです。

ひとことで言うと、文化大革命の頃、地方に赴任した青年教師と地元の貧しい女の子との純愛物語なのですが、広大な中国の農村風景、登場する人達の暖かさ、音楽、どれをとっても非の打ち所のない映画でした。
我が家では、テレビを観るときは、私がテレビの一番近くで観て、家族は後ろにいるので、その時の涙でぐちゃぐちゃになった顔を見られなかったことだけは良かったです。
posted by tomochan at 14:56| 埼玉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月04日

家族のヒストリー「珍行さんを探して」

家族の歴史を徹底取材し、今まで知らなかった家族の歴史とそのルーツをひもとくドキュメンタリー「家族のヒストリー」。
今回は埼玉県北部にお住まいのtomochan家についての取材記録です。
さて、今回も驚き有り、感動有りの内容となるのでしょうか。

tomochan家(以下t家)は、今の処にいつの頃からか住んでいるのか正確にはわかりませんが、宝暦年間の位牌があると言うことなので、まずは「埼玉苗字辞典」という辞典の調査から始めました。
この辞典は4巻に分かれていて、全巻買うと84,000円なのですが、ネットでも閲覧できたので、予算がないMHKとしては大助かりでした。

さて、その辞典にはt家の苗字に関する事柄が7ページにわたって記載されていました。
その冒頭部分を要約すると次のようなものでした。

t家の苗字○○は海洋民であること。
その苗字は日本書紀に記載があること。
古代氏族系譜集成にも同様の記載があること。
佐渡国にその一族の居住地があり、山背国(山城)には氏神の神社がある。
壱岐国○○郡○○村も○○族の居住地である。

ここまで読んだだけでは、日本書紀だ、佐渡だ、壱岐だ、とすごい話で、同じ苗字でもとてもあのt家とつながりがあるとは思えません。
ところが、このあとから彼の家になじみのある語句が出てくるのです。

以下要約
男衾郡××村壱岐天手長男神社は園明王壱岐○○神社と称し、往古壱岐国一の宮より勧請した。また、当村には○○氏多く存する。

これは、t家のある地区のことを現しています。

辞典はこのあと、埼玉県内の古文書や碑文に記載されている○○という姓をもった人の記録が延々と90件続きますが、その中でt家のある地域が、真っ先に紹介されたということは、○○姓の居住地としては県内でも最も有名なところというわけなのでしょうか。

もっとも、江戸時代に武士以外に苗字を使うことが許されたのは特別なことらしいので、ごく普通の庶民のt家が江戸時代から○○姓を名乗っていたとは考えられないのですが、t家の本家にあたる家には、天正年間の○○姓を持った人の記録が残されていると同辞典にはありましたから、少なくともt家も○○一族の一系には違いないのでしょう。

さて、辞典にはt家がある地域の○○一族のことが、冒頭部とは別にもう一項記載されていました。
t家のある旧××村の○○姓について古文書や碑文を調査した結果なのですが、それを読み進めていくうちに、とても興味深い名前を持った人物を見つけました。

○○珍行伝山

○○はt家の苗字。

近くの嵐山町からは、江戸時代に元木網(もとのもくあみ)という狂歌師も出ていますが、それに通じる粋な名前なように思えます。
珍行さんも狂歌とか川柳をたしなんでいて、その雅号だったのでしょうか。

いろいろ想像は膨らみますが、とにもかくにも、我々取材班はその名が刻まれた明治十三年の仙元碑があるという用土地区に向かうことにしました。

用土地区といってもかなり広いので、仙元碑も数多く存在すると考えられます。
そこで、まず初めに用土地区の入り口にあり、大きくて、とてもよく目立つ仙元碑に行ってみることにしました。

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写真のクオリティがいつも以上に低いのは、ロケなのにカメラを忘れてしまってスマホで撮影したからです。


ここの仙元碑は仙元山と言っても良いほど立派な山の上に立っています。
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渦巻きのような登山道があるのかと思ったらそうではありませんでした。

石段の先には「仙元大日神」と刻まれた畳1枚半ほどの大きな石碑があります。
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果たしてこれが、珍行さんの名前があるという石碑なのでしょうか。

裏にまわってみます。
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まさしく明治十三年の建立

心を躍らせて珍行さん探しを始めましたが、施主やら土工など、数名の名前が刻まれているだけで、いくら探しても珍行さんの名前はありませんでした。
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少し気落ちして、石段を下りると、山の麓にもう一つ石碑があるのに気づきました。
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もしかしてこっちかもと、同じように裏面の探索を始めると、何と、すぐに珍行さんを見つけることができました。
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旧××村の○○珍行傳山さんほか××村の面々

珍行さんは本当にいたのです。

さらに、埼玉苗字辞典には載っていないもう一つの珍名さんも見つけることができました。
それは「弥次さん」に対する「喜多さん」のように「珍行」さんの相方にふさわしい名前。
(残念ながらMHKでは紹介することはできません)

これらの事に満足してしまい、取材班は、珍行さんが何をした人なのかを調査せずに、その場を去ってしまうという、大失態をやらかしてしまったのでした。
この件については、新しい珍名さんのことと併せて、追跡調査することにします。


さて、取材班が仙元碑で見つけたものは、二人の珍名さんの他に、もう一つありました。
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石碑の裏にそっと置かれていた本

これもまた、MHKではアップで写せない内容の本でしたが、珍行さんが見たら喜んだかもしれません。
もしかして珍行さんの子孫がお供えしたものとか?
その辺のことは、t家の当主に尋ねてみることにしましょう。

珍行さんが住んでいた旧××村の現在の様子
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2017年05月23日

春の写真のまとめ その2

今回は桜以外の写真のまとめ。


ショカツサイ(諸葛菜)
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諸葛孔明が戦の先々で食用として栽培させたところからこの名が付いたとか。
別に食べるためではないのだが、かねてから知り合いのこの土地の所有者に来年の使用許可を取り付けておいた。

四ツ山も春を迎えてにぎやかに
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頂上の巨大なイカのような木は相変わらず。

巨大と言えば、こちらも相当なもの
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荒川中流に現れた恐竜?
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あわてたせいかスマホのレンズに指がかかってしまった。

横にまわると普通の木なのだが
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なかなか良くできた木なのだ。

小さいものも撮ってみた
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タムロンの90o f2.8のマクロレンズ、通称「タムキュー」を買ってみたところ、格安なのによく写るのでビックリ。
以来、ほとんどカメラに付けっぱなし。
ただし、ピントが合う範囲がごく狭いので、手持ち撮影だとなかなか厳しい。
かといって三脚を使うほどの写真でもないので、手持ちで撮っているが。
息を止めて撮るので、ロングブレス何チャラになるかも。

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おしまい
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2017年05月22日

春の写真のまとめ その1桜

諸事情により今回は春の写真まとめです。

近場の桜
桜とホトケノザ、どちらが主役かわからない
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大男が一列に並んで花見?
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くす玉みたいに割れたらいいね
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切り株から生えてきたド根性さくら
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幹が枯れて、残ったのはほとんど皮だけ
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横に立っている看板は、今は駐車場の案内だけど、いつか「鉢形城跡のド根性サクラ」と変わり、本家の「お株を奪う」日が来るかも。

見慣れた景色の散歩コースも桜の時期は特別
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ジロジロファームの桜

ジロジロファームの桜が4種類になりました。

数年前に第2ジロジロファームに初めて植えたしだれ桜
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去年植えた2種類の桜に花が咲きました。
陽光桜
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吉野桜
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種類不明のド根性桜
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枯れてしまったしだれ桜の台木から生えてきた桜。
種類はわかりませんが意外にきれいなのでそのまま育てることに。


サクラといえばトラジロウ

「よう、相変わらずバカか?」
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と、でも言いたげな中嶋バラ園のトラちゃんはすっかり大人になっていました。

「今度の土日はローズガーデンフェスタなのにゃ」
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2017年04月08日

埼北の車窓から

車を運転しているときの「あるある」

急ぐときに限って、行けども行けどもは赤信号ばかり。
逆に、やりたいことがあって信号待ちをしたいときに限って、なぜか青信号。
だれが決めるのかわかりませんが、全く意地悪です。

そこで考えたのですが、急いでいる時は、どっしりと構えて「内容をチェックしたいから次の信号、赤にならないかなあ」と、書類やスマホなどを助手席に置いておき、逆に信号で止まりたいような理由がある場合は、ハンドルとかを小刻みに叩いて急いでいるフリをすると言う作戦です。

それが功を奏した結果なのかどうか良くわかりませんが、以下は運良く停車できたときの写真。


「縛りたい背中」
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『蹴りたい背中』という小説がありましたが、こちらは背中のロープがほどけかけていて縛ってやりたくなるのです。
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「このロープを踏んだらどうなるのかな?」
そんなことを考えることで退屈な道路での運転も楽しいものとなりました。^^


『深谷ネギとは何か?』
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江南の神社の張り紙みたいですが、深谷ネギと書かれた箱を満載した軽トラを見てふと思ったのです。
その軽トラは、深谷市でも旧川本町の畠山地区の農家から出て来たからなのです。
深谷ネギと言えば今や全国ブランドのネギ。
「深谷ネギつっても利根川っぺりの新戒のほうでとれたネギじゃなくちゃー、深谷ネギとはいえねえよ」
などという話も聞いたことがあります。
では、旧川本や旧花園など、平成の大合併後に深谷市になった地区で栽培されたネギは深谷ネギと名乗ってはいけないのか?

そこでちょっと調べて見ました。
私が調べてみた限り、深谷ネギとは品種のことではなくて、「深谷地方で栽培されている千住ネギ系の長ネギの総称」とのことらしいです。
つまり深谷地方で栽培された長ネギなら深谷ネギと名乗れるようです。
まあ、どこまでが深谷地方と呼べるのかまではわかりませんが。
ちなみに我が地元は深谷市ではありませんが、農協はJA深谷です。
なんという名前でネギを出荷しているのか興味があります。
今度直売所で見て来よっと。


『田舎のツーシーター』
「田舎は軽トラばかりだなあ」
こんなふうに思われるのも心外なのでツーシーターの車も走っているというところもお見せしましょう。

アウディR8(たぶん)
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周りを威圧するような姿とV型10気筒の勇ましいエキゾーストサウンド。
軽トラ10台分のパワーとそれ以上の値段。
それらを持ってしても、軽トラ様の先には立てないのです。
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人と荷物を移動させるという点だけにおいては、同じツーシーターの車でも軽トラの圧勝ですからね。

「いや、俺んちのR8には深谷ネギがうんと積めるで」
というオーナーさんもいらっしゃるかもしれないので、決めつけられませんけどね。


『ハードボイルドだど』
バックミラーに映るミリタリー姿の人達を偵察
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なんかスパイになったような気分。^^

『ドライブスルーカタクリ』
その名の通り車を横付けしてカタクリの写真が撮れるサービスです。
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こんな風に車内から撮れます。
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難点はみな同じアングルになってしまうこと。

やはり無精はいけませんな。
posted by tomochan at 20:49| 埼玉 ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月06日

あまりに長閑で白昼夢

ある晴れた日の昼下がりのこと。

ジロジロファームでの一仕事を終え、自転車で自宅に向かっていると

あ、猫が死んでいる?
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近づいてよくみると、死んでいるのではなくて、お昼寝中の文学猫のブンちゃんでした。
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何も道の真ん中で昼寝をすることはないと思いましたが、この日の寝場所はまだ良い方。

ブンちゃんの寝場所といったら、

湿った畑の上だって
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草むらの中だって
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たとえそれが雨に濡れた水滴だらけの草むらだとしても
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たまらずうっとりとしてしまうのです。

「あるはずのないユートピアだけどミーはそれを見つけたのニャ」
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「ミーにとっては、ミーが居るところはどこでもユートピアニャのだ。
つまりミートピアだニャ」


「ハイ、横、通りまーす」
このような場合の自転車乗りのマナー?を思い出して、声をかけてそーっと通過。

通り過ぎた後、振り返って見ると、ブンちゃん、今度は寝返りを打って気だるそうにこちらに顔を向けました。
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そのまま動き出しそうもなかったので、少し写真を撮らせてもらうことに。
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「オミャーは今、猫は気楽で良いなあと思ったニャロ。」
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こちらに語りかけるように、ふと、顔をあげるブンちゃん。

さすが文学猫は人の心が良くわかる。

「うらやましかったらオミャーもあくせく動き回ってニャいで、日がな一日のんびり昼寝でもしてればいいのニャ」

「ニャに?将来のんびり暮らしたいから、今のうちに働いているんだと?
だったら、ミーみたいに今からのんびりしていた方がよっぽどいいのニャ」

「モー」
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田島坂の牛

そんな白昼夢を見てもおかしくない、うららかな春の一日でした。
posted by tomochan at 19:36| 埼玉 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする