2015年07月18日

「口きかんの父カエル」など風布をジロジロ

今朝7時頃、寄居町の防災無線の放送がありました。
なんと、秩父鉄道の波久礼駅付近で熊が目撃されたので注意して下さいとのこと。
アナウンスしている方の声が心なしか上ずって聞こえたのは、気のせいでしょうか。^^

寄居で熊と言えば今回目撃された波久礼駅からそう遠くない、宗像神社の熊騒動のことを思い出します。
今から10年くらい前でしょうか、神社の境内の木に登ったまま降りてこない(こられない?)小熊が、大騒動の末に捕獲されたという事件です。
ちなみにその熊、その後ヨリーと名前を付けられて、大宮公園の動物園に引き取られたとのことです。

ところで、今回目撃されたという熊、どこからやってきたのでしょう。
山続きの陣見山の方から?
それとも風布の方から?
そういえば、先週の土曜日にあるものを探して金尾、風布あたりをウロウロしたのですが、その時に出くわさなくて良かった。
意外と、近くでこちらのばかげな行動を隠れて見てたりして。

以下はその時の様子。

まずは金尾から風布に向かい、金尾地区のはずれにある夫婦滝をチェック。

以前は薄暗くて気持ち悪いようなところでしたが、昨年秋に周辺が整備されて明るくなったので、風布川(釜伏川)にかかる高柿橋が滝の良い鑑賞台になりました。
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去年の秋の様子。
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ところでこの滝、夫婦滝というからには、どちらかが夫でどちらかが妻なのでしょうが、説明板にはそのことの説明はありませんでした。
時代の趨勢で、見る人の判断に委ねるといったところでしょうか。
説明板によると昔は一つの流れだったのですが、いつの日からか二つの流れになって、夫婦滝と呼ばれるようになったそうです。
ということは、また以前のように一つになったり、逆に三つになったりするかもしれないので、名前は付けないでおくのかも。^^

次に風布に向かいます。
日本館は残念ながら再オープンの前日だったため、あきらめてすぐ近くの姥宮神社に行ってみました。

これは珍しい、狛犬ならぬ狛蛙
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埼玉県内には富士見市にもあるといいいますが、寄居町にもあったとは。
しかもよく見れば、滝に続いてこちらも夫婦。

なぜ夫婦かって?
片方の蛙は背中に子供を三匹も乗せているのです。
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だからといって夫婦とは限らないのですが、こういうところに置かれているのですから、夫婦と考えるのが一般的でしょう。

以下は大正期の名作戯曲「父帰る」の一場面

放蕩の末に落ちぶれて帰って来た父蛙と、それを待ちわびていた子供を背負った母蛙。
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「まあ、あなた。ネクタイも擦り切れるほど、どこで遊んでらしたのですか?」
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「寄居?熊谷?もしかして、山を売り払って浅草なんていうことはないでせうね?」
「俺は口きかん

「私も、もう口ききませんから」
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普通、狛犬というものは阿吽といってどちらかが口を開いて、もう片一方は口をとじているものだが、この神社の狛蛙は、このような理由で、両方が口を閉じてしまったということだ。
おしまい。

書いていて、アホらしくなってきたので次いきます。

神社の彫刻がおもしろかった。
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烏天狗が二人、その上を剣を持って舞っている人物を見上げています。
下にはそれを見守るかのような赤ら顔の人物。
義経が鞍馬天狗に剣の修行をつけてもらっている場面でしょうか。
鞍馬天狗の鼻が折られてしまったのか、ないのが気の毒ですが。

神社の奥の胎内くぐり
006.jpg
いわゆるチョックストーンで作られたと思われる自然の胎内くぐりであります。
それが故にとても狭いので、閉所が苦手の私にはチャレンジできません。
たとえ通り抜けられたとしても、岩にズボンがひっかかって、出て来たときは生まれたままの姿に、ということも考えられます。
特にベルトのないパンツをはいている自転車乗りは要注意であります。
「生まれたままの姿になるからこそ、胎内くぐりなのだ」
このようなご高説を唱えてらっしゃる自転車乗りもいらっしゃいましたが、きっと経験がおありなのかも。

次は寄居小学校の旧風布分校を見て
007-2.jpg

風布地区のはずれの琴平神社へ
009.jpg
規模は小さいが石垣が見事。

ヤマユリにはちょっと早いようでした。
010.jpg

ミカン畑にはキツネノカミソリが
008.jpg

この後、塞神峠から釜伏峠、登谷山とまわって下山。
今思うと、特に熊を刺激するような行動はとってはないと思いますが、熊ではなく人間を刺激しかねない言動をとった同行者がいたことは事実。
あれが熊だったら襲われているぞ。


posted by tomochan at 17:29| 埼玉 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | 勝手に観光協会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いや〜口きかん蛙の物語、なかなか面白かったです。
こま蛙の膚にコケの斑があって、写真で見るといい趣きです。

風布小も山に囲まれたいい感じが出てますね。
画面で切り取ってみないと、肉眼で見ていただけではわからないものがあると実感しました。

夫婦滝、その時々によって右の流れが強かったり、左が強かったりするんですね。

朝のクマ注意報にはびっくり。気をつけろといわれても、何をどう気をつけりゃいいのか…
...(- -)... クマさんはこの時季なにを食べてるのかな〜。豪雨で山が蒸しているのかな。
Posted by チョコ at 2015年07月19日 02:00
チョコ様の引きつったような笑いが見えるようです。(^_^;)

熊にであったら死んだふりしてもダメだそうです。
「帰りなさーい!」
山を指さして大声を出すしかないですね。^^
Posted by tomochan at 2015年07月19日 09:34
熊が出たんですね。しかも波久礼とは
近いですね。

無事帰るぼ蛙さんの会話が聞こえてきて
面白いですね。のんべいのお父さん蛙ですね。
Posted by hayazou2002 at 2015年07月19日 18:32
hayazouさま
あそこに熊がでたと言うことは、どこに出没してもおかしくないですね。
お互い、山に入ったり、山道を走る時は注意しましょう。

のんべいのお父さん蛙ですか、身につまされる
思いです。^^
Posted by tomochan at 2015年07月20日 09:16
再びお邪魔虫。
サラ川に、こんなんあったんですけど〜

「一戸建 手が出る土地は 熊も出る」

http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/4th/best_10.html

もしかしてス〇ノのことかにゃ? (- -);

Posted by チョコ at 2015年07月22日 16:20
チョコ様
庶民の悲哀を感じますね。
熊が出るような自然豊かな環境を望んできた人は良いですが、そうでない人は気の毒ですね。
あの後、新聞報道とかもなかったみたいですが、イメージダウンになるかもしれないと、当局がなかったことにしたのでしょうか。^^
Posted by tomochan at 2015年07月23日 19:30
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