2015年01月12日

新春シャンソン走

言いにくい、ああ、言いにくい。
「新春シャンソンショーに行ってもいい?」
キャリーパミュパミュと同じくらい言いにくい。(キャリーパミュパミュは口を平たくしてアニメ声で発音すると言えますね^^)
いや、本当に言いにくいのは怪我で入院中の妻に対してなのです。
それでも家にいるより病院にいるほうが安心だ。
それに水曜日頃には退院しちゃうできるということなので、そうなるとしばらくポタどころではなくなるはず。
そこで、行くなら今しかないと、妻には黙って昨日(11日)渋川市の日本シャンソン館へ向けて新春シャンソン走へと出かけたのであります。

渋川までは片道約60km。
自転車で約3時間程度だと思いますが、自分の足と、ジロジロの時間を考慮してミニコンサートが始まる11時の4時間前の7時に家を出発。
この時期、自転車で北に向かう場合の最大の問題は強烈な北風ですが、それも早朝ならばそれほど強くないと経験から知っているので、早出は寒いけど都合がよいのです。
ちなみに北風(西風)は夫婦げんかと同じで夜はやむとも知りましたが、これは経験ではなく、ことわざか何かで知りました。

タラララーラ ラララララララーラーラー
寄居の空の下、荒川は流れる
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おしゃもじ島か
遠くには伏せたお釜も写っているじゃないか
でも、君らを見たってもう何とも思わないよ。
今日の僕は自由なのさ!

自由になったのは良かったけど、あまりの寒さに足の指先の感覚がなくなってきて不自由になりかけてきたので、美里のコンビニで足先用のカイロを購入
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家を出るときが−3℃くらいだったので、日が昇ったこの時は0℃くらいだったでしょうか。
靴下の上にオーバーソックスをはいて更にシューズカバーを履いてきたのですが、それでもダメだったのに、このカイロを靴下に貼ると効果てきめんで、以後まったく寒く感じませんでした。

枯葉よー
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枯れ葉はとっくに散ってしまいましたが、何となく口ずさみたくなるのです。

児玉の空の下、子山川は流れ・・・
ない
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雨が降らないので干上がってしまったみたい。

神流川の藤武橋
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橋の中程に気になるプレートが。
神流川を越すと埼玉県の上里町から群馬県の藤岡市になるのかと思ってましたが、また埼玉県の神川町になるわけ?
こんなこと書いたら群馬県が黙ってないでしょう。埼玉と群馬の領有権争い勃発?
帰って地図で確認したら両県の県境までの間に神川町分の土地が100mほどの幅であるのですね。知りませんでした。

群馬の空の下・・・
もうやめときます。
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藤岡の市街地を抜け鮎川、鏑川のそれぞれの橋で

遠くの空き地でパチパチ音がしているので廃材の野焼き出もしているのかと思いましたが、この地方は何というのかわかりませんが、どんど焼きのような行事が行われているようでした。
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高崎らしく高い棒の先にはダルマが見えました。

陽のあたる住宅地
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碓氷川を渡れば高崎の市街地
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芝生をロードバイクで走っている人。
リュックを背負ってゆっくり走っていたからシクロクロスの練習でもなさそう。

高崎の駅前に着きました。
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それにしても立派な市役所庁舎ですね。
この時点で9時20分。
ここから渋川まではもう20kmもないだろうからとちょこっとだけ寄り道。
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石畳のオシャレな通りとノスタルジックな通りなど、ゆっくり巡ってみればおもしろそうなところです。

さすがにこの時間では焼きまんじゅうのオリタは営業してなかった。
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もっとも食べている時間もなかったと思いますが。
帰りに時間があれば寄っていこう。

ここ高崎に至るまでは概ね旧鎌倉街道の跡をたどってきたわけなのですが、ここから先は渋川まで三国街道という古代からの歴史のある道をたどって行くことになります。

ここがその出発点の交差点。
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しばらく行くともう一つ大きな交差点がありました。
家に帰って調べて見ると、どうやらそちらが三国街道の入り口だったようです。
今回も地図は持って行かなかったのでわかりませんでした。

今回は旧街道の探索が目的ではないので、なるべく短時間で目的地に着くよう、新旧のこだわりなく進んでいこうと思っていましたが、古い道の臭いのするところではつい足が止まってしまうのです。
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大通りから左に折れる道があり、分かされにはおきまりの石仏群が。
なるべく早くとの思いもどこへやら、つい左側の道へ。
地元のご婦人らしき方がいらしたので、この道で渋川にいけるかどうか尋ねたところ、行けるには行けるとのこと。
ちょっと気にかかる答えでしたが、とにかく行ってみることに。
しばらく行くと標識があり、それによるとこの道は箕郷に続く道のようでした。
箕郷には行ったことはありませんが、確か梅林で有名な所ではなかったかなあ。
そうなるとイメージ的には榛名山の麓のような感じ。
そこを通っても確かに渋川に行けるのでしょうが、きっと遠回りに違いないと思って元の道に戻ることに。
だいぶロスをしてしまいました。

高崎の北のはずれあたりになると、北風が少し出て来ました。
でも大風というほどではなく、この時期としては穏やかな方なのかも。
それよりも、もっと手強かったのは想定外のだらだら上りの坂。
勾配は1%にも満たない緩やかな登りなのですが、ここまで写真を撮るために止まる以外に休憩をとらなかったことの影響なのか、足がまわりません。

こんなときは赤城山の姿が唯一の慰め。
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結局、最高地点の高度差約107mを登り何とか渋川市の境までたどり着きました。
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やれやれと思ったら、工事渋滞。
片側通行のうえ、道路も狭いので自転車といえども前には進めません。
この時、すでに10時35分。
少し焦ります。

5分くらい待たされて渋滞のカーブを抜けると眼前に渋川の市街地が広がります。
そこまでは快適な下りだと思いきや、向かってくる北風で30kmくらいしかでません。
それでも何とか市街地に到着し日本シャンソン館をめざします。
ちょっと行き過ぎてしまったが、何とか探し当てて、着いたのがちょうど11時。
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ヤバい、ライブが始まってしまう。

受付で入館料1000円とミニコンサートチケット代500円を支払い入館。
自転車は受付の方が呼んでくれた責任者のような方の指示で好きなところに置かしていただいた。
すでにコンサートは始まってしまったかもしれないので、あわててホールに飛び込みたいところですが、何しろシャンソンのコンサート。
レーパンにジャージというわけにはいかないと思ったので、持参したエドウィンのジャージーズをレーパンの上からを履き、ユニクロのウルトラライトダウンジャケットを羽織って入館したのです。
ジャジーズはのびのび素材なのでレーパンの上から楽々履けるし、ユニクロのダウンはとてもコンパクトに収納できるので、こういう場面ではとても重宝しますね。

さて、そのシャンソンのミニコンサート。
正直言って圧倒されました。
以前の記事でも書いた中野綾のを聞いて以来の衝撃。
そしてニヤニヤ。^^
だってすごく可愛いお顔をされているのに声量と歌唱力が半端ないのですから。
それが、目の前5mほどのところで繰り広げられているのです。
客は、私を含めて5、6人。
横に並んでいるので、目の前にはロングドレスをまとった彼女しか見えません。
もう最高でした。

シンガーの名前は岩崎桃子さん。
HPアドレス→http://naks.biz/momoko/
動画→http://youtu.be/thFoMwxdPiA
日本シャンソン館→http://www.chanson-museum.com/

とてもお若く見えましたが、この日本シャンソン館のステージに立つようになって10年ほど立つそうです。
20代前半まではソプラノだったとおっしゃってましたが、現在は専門的になんていうのか分かりませんが、とても魅力的な声。
先客のマダムたちにリクエストされたという「枯葉」とか「白い恋人たち」といったメジャーな曲から、初めて聞く曲など7、8曲歌ってくれたでしょうか。
あの声だと「愛の賛歌」などを歌ってもらったら最高だろうなと考えていたら、最後に歌ってくれて大感激。

シャンソンにはまったく縁がなく、ほとんどシャレでここに来たというのに、帰る頃にはシャンソン好きになってしまった感じ。

コンサートが終わり、ホールを出ようとしたところ、出口に岩崎さんが見送りに立たれていました。
「埼玉から自転車で4時間かけて来た甲斐がありました」
フランス人だったら「君に会いに」と付け加えるところだったのでしょうが、さすがにそれは言えなかった。^^
「埼玉のどちらからですか」
寄居といってもわからないと思ったので熊谷の近くと答えました。
(こういうときは熊谷を利用させてもらうことにしてます。^^)
「まあ、私も埼玉なので今朝は湘南新宿ラインで熊谷を通ってきたんですよ」
「午後2時にもう一度ステージがあるので、それまで館内のカフェでくつろいでいらっしゃったらよろしいのじゃないですか」
今のところ、この日は入館者は前述の通り数名だけ。
もしかしたら、オシャレなカフェで一緒になれるかもとおもったのですが、
「いや、いくところがあるので名残惜しいですが、これで失礼します」
心とは裏腹に泣く泣くホールを後にしたのです。

今思うと彼女がいったカフェ云々の話はミニコンサートのステージで客の全員にいったようなことばだったような気がします。とんだ妄想だったようで。^^

コンサートのホールを出てから、入館の際は時間がなくてできなかった館内の見学をしてみました。

正面玄関
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本館
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庭園「ル・ジャルダン」
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自転車を置いたところには、来た時はあわてていたのでアシタバかなにかと思っていたのですが、帰りに良く見たらクリスマスローズでした。^^
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今度は新春でなくてもいいから、いずれまたシャンソン走に来ることを誓って日本シャンソン館を出たのが12時5分前。

さて、寄居町へ行ってカツ丼でも食べるか。

シャンソンからいきなりカツ丼なのでありました。^^





posted by tomochan at 16:05| 埼玉 ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | サイクリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
奥様の足の回復、順調なようで何よりです。

♪シャンソン聴きにいけて良かったですね〜
道中の楽しさが伝わってきました。

それにしても、渋川に日本シャンソン館があるんですか!とてもすてきな館ですね。

シャンソン聴いて、岩崎さんと言葉も交わし、ほんとうに行った甲斐がありましたね。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=f8zvqMNCNbw
も聴きましたが、良かったですよ〜
♪(^o^)♪
Posted by チョコレートボックス at 2015年01月12日 16:59
歴史ある街道を走ってシャンソンを聴きに・・・
文化的な走りザンス^^
拙も昨日、渋川から高山村まで三国街道を辿りました。
次回は高崎から走ってみたいと思います。
高崎からの三国街道は25号線でよいのでせうか?
Posted by 銀輪乗士 at 2015年01月13日 07:34
チョコレートボックスさま
条件が良ければ道中も楽しいのですが、今回はそれほどでも。シャンソンショーがなかったら道中は苦行になっていたことでしょう。
それから4枚目の奥に見える双子の山が群馬から見た御荷鉾山ですよ。
Posted by tomochan at 2015年01月13日 09:10
銀輪乗士さま
記事にも書きましたが、初めはシャレのつもりで行ったので文化的だなんてとてもとても。

三国街道は概ね25号線なのでしょうが、旧道はあちこちにあるようです。
こちらに地図がありました。↓
http://kaidoaruki.com/area_chubu/mikunikaido/mikuni09.html
Posted by tomochan at 2015年01月13日 09:17
チョコレートボックスさま
そういえば、泉水さんは盲導犬のボランティアをされているのではありませんでしたか。
岩崎さんの盲導犬の歌のこと知っているかなあ。
Posted by tomochan at 2015年01月13日 10:41
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