2013年06月11日

不純な動機で稚児岩をジロジロ その2




稚児岩への道
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広い道は左に曲がったところで川に当たってすぐに消滅。
どうやら正面に見える細い山道を直進するしかないようです。

山道の入り口ではマムシ草がお出迎え
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本物のマムシのことを思うとハーフパンツなのでちょっと心配。
長い棒を拾って地面をパシパシしながら歩きました。^^

すぐに分岐点が現れました。
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川のそばと聞いていたので左側の道を選択。

しばらく行くとうっそうと茂る森の中で一箇所だけ木が少なく、明るく開けた場所が見えたので近づいてみたところ、そこが稚児岩でした。
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自転車を置いたところからはほんの2〜3百メートルでした。

稚児岩は直径50m、高さ15m位の(いずれも勘です)ピラミッドのような形をした小山の先端にある岩場のことのようでした。
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さっそく登って見ることに
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手がかりも豊富でしっかりした岩なので簡単に登れます。
何もこんなところから登らなくても裏を廻れば子供でも登れるのですが、つい癖で。

頂上の様子
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角張った大きな岩が組み合わされているようで、赤城やその奥の安蘇の山などでよく見かける光景に思えなくもない。
あるいは北八ヶ岳の高見石のミニチュア版と言ったところでしょうか。
いずれにしても寄居辺りでは珍しい地形で伝説に登場するのもうなずけます。

ところで、ここまで逃げてきた銀太夫と錦の二人が潜んだ場所というのはどこでしょう。
尖った岩ばかりで体を休めるような岩はないのですが。
それらしき岩といえばこの岩くらい?
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岩は平らではありませんが、家の屋根のような形をしてます。
しかも、岩の下にはちょっとした窪みもあるし。
でもちょっと狭いかなあ?
でも純粋な愛を貫く二人にはちょうど良かったのかな。

あ、そうだ。
純粋(異論もあるかもしれませんが)な二人のことばかりかまけてないで不純な目的も達成しなくては。
本来そっちの方がメインだったのに、いつの間にか純粋の方に深入りしてしまった。

実はこの山、ヒスイが採れるのです。
当地でヒスイが産出するということは、数年前に本で読んで知ったのですが、ただその書物には西ノ入という大字名だけで詳しい場所は書かれてなかったのです。当然ネットでも検索しましたが、当時は手がかりはつかめませんでした。
それ以来、どこだろうとずっと気にかけていたのですが、それがつい最近稚児岩だということがわかったのです。
ヒスイといえば、新潟の糸魚川上流の小滝川のヒスイ峡(天然記念物のため採集禁止)にも行ったし、河口の青海海岸にも拾いに行ったことがある私。
そのヒスイが地元でゲットできるかもとあっては、もう行くしかないのであります。
なんでも鑑定団で若い女の子が青海の海岸で拾ったというヒスイに200万円の値がついたことがあったっけなあなどと妄想は膨らむばかりなのでありました。

これがヒスイの原石か?
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つい最近割られたような岩がありました。

道具をもたない私は、他人が割ったかけらを拾うだけなのでありました。

いくつか拾ってきたヒスイ輝石らしき石のかけら
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これが本当にヒスイなのかいな?
西ノ入のヒスイは純度が高い糸魚川のヒスイなどと違って純度50%と低く宝石にはならないそうなのです。
本当はわかってはいたのですが、実物を見るとやはりがっかりです。

ところで、稚児岩の数カ所で真新しく割られた跡が見受けられました。
どうせ宝石にはならないのだから、稚児岩をハンマーでたたき割るのはやめてもらいたいですね。
同じ岩なら下の川にたくさんあるので、そちらでやってもらいたいものです。

「稚児岩に傷つけると銀太夫と錦のたたりがある」
新しい伝説、流行らせようかな。^^

西ノ入産のヒスイ、宝飾品にはならないけどコースターとかには使えるかも。
欲しい人には無料で差し上げますよ。
加工賃3万円ですけど。^^
posted by tomochan at 20:52| 埼玉 ☔| Comment(10) | TrackBack(0) | 自然をジロジロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これは良い情報を聞きました!
早速明日にでも・・・(^^ゞ
寄居にそんな場所があったなんて驚きです!
私も親不知の海岸でヒスイを探した事がありますよ(笑)
Posted by ZERO at 2013年06月12日 00:16
稚児岩、柵で囲ってしまうのも味気ないですしね。
いっそのこと岩の上に祠を置いて「恋愛成就のパワースポット」とかで町おこしに活用かな^^
  
でも、もっと削られたりして。
Posted by 銀輪乗士 at 2013年06月12日 06:44
西ノ入にヒスイが…!!
いやいや、それより、身分の違いで駆け落ちなんて恋愛伝説が西ノ入にあるなんて(*'ω'*)お勉強になりました。
Posted by Refresh at 2013年06月12日 14:50
ZEROさん
「明日にでも」って、まさか駆け落ちではないですよね。^^
ZEROさんも親不知でヒスイ拾いの経験がおありなのですね。今度、長瀞で砂金採りしましょうか。^^
Posted by tomochan at 2013年06月12日 16:32
銀輪乗士さん
伝説やヒスイがなければただの山ですが、整備したら結構良くなりそうです。
「安産祈願」のパワースポットにもなりそうです。^^
Posted by tomochan at 2013年06月12日 16:38
Refreshさん
宝石にならないヒスイなんかよりも恋愛伝説ですね。
銀太夫と錦は鉢形城を抜け出して駆け落ちしたのでしょうが、五の坪で出産とはこれまた気が早い話ですね。^^
Posted by tomochan at 2013年06月12日 16:44
岩石の世界にもちょっとそそられますね。
オフロードバイクに乗っていた30年以上前、
二本木峠や登谷山あたりで時々緑色の石を
拾って帰ったことを思い出しました。
まさか…。
Posted by masa at 2013年06月12日 21:40
masaさん
緑色で表面がツルツルした石ではないでしょうか。たぶん蛇紋岩だと思います。
私も先日釜伏で拾いましたが、あれもきれいな石ですね。
Posted by tomochan at 2013年06月13日 20:52
稚児岩をやっと見つけて行ってきました。幻想的でとても良かったです。2本目の案内表示の辺りに、イノシンの糞らしきの物が大量に有り、ちょっとビビりました。
Posted by ハッキネン at 2015年02月10日 01:28
ハッキネンさま
コメントありがとうございます。
念願かなって良かったですね。
今頃は周囲の草木も枯れて観察しやすかったのでは。
あのあたりはイノシシや鹿が良く出没するそうです。動物に気をつけて別の季節にまた行かれてはいかがでしょうか。
Posted by tomochan at 2015年02月10日 09:06
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