2012年11月16日

リベンジ:鮎川〜塩沢峠 その3

時間が押して急遽、カレーかラーメンでも食べられれば上等と立ち寄った釣り堀「赤久縄」
いざ入店してみると、囲炉裏を中心に太い柱や梁が現された立派な造りの建物。
料理も魚料理の他、手打ち蕎麦や手打ちうどんと本格派のようです。
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囲炉裏端でこんがり焼けてる魚を見て、私も岩魚の塩焼きを注文しました。
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腹ぺこなのですぐに食べられるのかと期待していたら、上の写真の魚は他のお客さんのもので、注文を受けてから一匹、一匹焼くとのこと。

目の前の炭に置かれた私の岩魚
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まだぴくぴくしてるw

焼き上がるまでいったい何分かかるのだろう、時間が押しているというのにまいったなあと思っていると、接客係が良くできている娘さんで、いろいろと話しかけてきて気を紛らわせてくれるのでした。

「どちらからいらしたのですか」
「そんな前のことは忘れたよ」
「これからどちらに行かれるのですか」
「そんな先のことはわからないさ」
真っ昼間の釣り堀の食堂でこんなセリフは似合わないので、埼玉から来て塩沢峠に上るつもりと素直に言ったのです。
埼玉と言っても群馬県から近いのに、いかにも遠くから来たかのようにちょっと見栄を張ってしまいましたが。^^

「藤岡からだとずっと上りなので大変だったでしょう」
「2回目なので慣れましたよ」
1回目は足が痛くてやっとの思いで上ったことや、今回だって足の痛みはないものの売り切れ寸前なのは忘れてしまったかのような発言です。^^

その後もこのお嬢さんはてきぱきと動き回りながら、この店が標高約800mにあることや、今年は夏にヒョウが降ったので紅葉がイマイチだとか、紅葉はこの奥の稲含山がきれいだとか、お客さんとやりとりしていて、それを聞いているだけでも退屈しのぎになったのです。

待つこと30分。^^
その間、何度か彼女がひっくり返してくれて、やっと焼き上がった私の岩魚。
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焼き上がりと同時に蕎麦も出されました。
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箕の形をしたざると木製のお椀。
いかにも山で食べる蕎麦という感じで好感が持てます。
蕎麦は清冽な山の水で締めた感のあるツルツルでさっぱりした味。
つけ汁は町の蕎麦屋のような辛いものではなく、そのままでも飲めるようなちょっと薄めの味。
上品ぶらないで蕎麦をどっぷりとつけるとちょうど良いのです。^^
大根の葉っぱの薬味も初めてでしたが、この蕎麦との相性はぴったり。

食後の岩魚の姿
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隣の席の年配の夫婦が魚を頭から尻尾まで残さずきれいに食べていたので真似をしたのですが、やはり頭と骨は食べられませんでした。
山女よりも岩魚の方が脂がのっているとお嬢さんが言っていた通り、脂がのって美味しい魚でした。
美味しいと言っても、焼き上がるまでに30分。
サイクリング中は、よほど暇な人か脚に自信のある自転車乗り以外は蕎麦かうどんだけにしておいた方が無難のようです。

釣り堀「赤久縄」なかなか良いお店でした。
坂がなければまた来てみたい。^^

「赤久縄」を後にして県道46号線でいよいよ塩沢峠を目指します。
この道は以前一度車で降りて来た記憶があるのですが、少なくとも自転車では初めて。
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センターラインがある2車線の立派な道です。
こんな立派な道なのに、この後、峠まで自転車はもちろん、自動車にも1、2台しか会いませんでした。

5、6%と、このあたりとしては緩やかな上りなのに時々止まってパチリ。
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高崎や前橋と赤城山


御荷鉾山は我が家の方からでは一つの山のように見えますが、こちら側から見るとがきれいな双耳峰であるのがよくわかります。
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美しい。
いつまでも眺めていたいのは山々ですが、怪しげな雲が出てきたので先を急ぎます。

ここまでで一番の眺め
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先に見える尖った山は武甲山かな。
このあたりは唐松が多くて全体的に山が黄色のような感じでした。

広葉樹の紅葉はちょっと遅かったようです。
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釣り堀から30分ちょっとで標高約1124mのピークに到着。(昭文社の山と高原地図にはホーロク峠とあります)
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右が来た道で左は御荷鉾スーパー林道で塩之沢峠へと向かう路線。
八倉峠付近の通行止めはまだ解除されてないようなので実際には塩之沢峠までは行けません。
しかもダート。
車でも良いから早く通り抜けてみたいものです。

そこから距離にして500mほど下ったところが標高1073mの塩沢峠。
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ここも誰もいません。

南側が開けていてなかなかの展望が楽しめました。
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日曜日だったら、反対側の城峰山あたりから阿鼻叫喚の声が聞こえたかも。^^

ただちょっと時期が遅かったのか紅葉もイマイチの感。
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初めは白い壁のようなものがダムのように見えましたが、石灰石を採っている叶山のようです。
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その先は両神山。

さてここからは尾根伝いに鬼石方面に走る御荷鉾スーパー林道で下るだけです。

下り基調とはいえ時々上り返しもあります。
そういうときはパチリ。^^
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投げ石峠
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5km以上走ったのに標高がまだ1015mもあります。
そういえば前回、ここを今回と逆に上っていた時だったか、この空き地に消防車を駐めてバーベキューをしていた人たちがいたのを思い出しました。^^

この時期にしては全く寒くもなく、快調に下っているとひき逃げ?の現場に遭遇。
黒々としたブレーキ痕の先には死体が。
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気味悪いのでよく見ませんでしたが、カモシカのような動物。
動物もかわいそうなことをしましたが、車の方もダメージが大きかったのでは。
自転車でなくて良かった。

鬼石の青少年野外活動センターの近くまで降りてきて、今回初めてここを左に曲がってみました。
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かなりの激坂を下るとそこは冬桜で有名な桜山公園の近く。
坂道の途中の集落でも桜が見られました。
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でも冬桜とは違うような。葉っぱも出ているし。
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普通の桜の狂い咲き?

その後は鬼石から神流川を渡り神川へ。
神川の金鑚大師の横の小さな喫茶店でちょっと休憩。
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以前から前を通るたびに焼きまんじゅうの幟が気になっていたのですが、なかなか機会が無くて、今回初めて寄ることができました。

コーヒーと焼きまんじゅうが一緒に味わえるという、焼きまんじゅう好きにはたまらないお店です。^^
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気さくで話し好きのママさんが淹れてくれたコーヒーと焼きまんじゅうを堪能し、店を後にしたのですが、
あれ?なんて言う店だったっけ?
店名を確認するの忘れました。^^
グーグルマップには「茶房時」とありますが、どうなんでしょう。

その後はどこにも寄らずまっすぐ帰宅。
104km

今回の教訓
藤岡から鮎川沿いに小峠まで行くルートは勾配はきつくないが、だらだら上りで疲れる。
小幡から秋畑経由で行った方が遠回りだが変化に富んでおもしろい。
それでも塩沢峠に上るには前記の2ルートが一番楽。
まして万場側から上るなんてとんでもない。
時期が遅かったのか紅葉は今ひとつ。
御荷鉾スーパー林道は今回のように西から東に向かうのが楽。
ミツバツツジやヤシオツツジが咲く春が一番良いみたい。


途中の児玉からですが、参考に地図を貼り付けておきます。


posted by tomochan at 18:26| 埼玉 ☔| Comment(8) | TrackBack(0) | サイクリング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そんな洒落たセリフを吐いてたら
「このお客さん、認知症かしら?」
釣り堀の娘さんに思われてしまうところでしたよ^^
次回は万場側からトライして撮影数の記録更新にチャレンジしませんか?
Posted by 銀輪乗士 at 2012年11月16日 20:47
リベンジ&レポ、お疲れ様でした♪ 楽しく読みましたー
岩魚の塩焼き・・30分もかかるんですね。 しかも生きてる状態からとは驚きです(笑

八倉峠はまだ通行止ですか、長いですねー
一度行きましたがこちらは「ホーラク峠」と言いたくなるような場所でした(笑
Posted by くーまー at 2012年11月16日 21:15
いや、写真で見る限り充分に綺麗ですね。そして、娘さんやママさんとの交流も良いですね。充実したライディングでうらやましい限り。
Posted by はる at 2012年11月16日 22:00
釣堀で補給出来て良かったですね^^
焼き魚とは本格的です。 
釣るところから始めても面白かったのでは?^m^

このコースは走った事無いですが、良いコースですね!
景色も良いし、路面も良い感じではないでしょうか。
今度、真似してみま〜す^^
Posted by ZERO at 2012年11月16日 22:39
楽しそうなポタですね。
tomochanさんのレポがまた
旅情を書き立ててくれるので
行きたくなります。
私の幼稚なブログと違い
素晴らしいです☆
Posted by hayazou2002 at 2012年11月17日 06:34
銀輪乗士さん
ハンフリーボガードになったつもりでいつかは言ってみたいと思っていたセリフですが、
いつの間にか認知症と間違われる年れになってしまいました。^^
万場側から上るには補給食の他にカメラの予備バッテリーも用意しないと行けないでしょうね。^^

くーまーさん
塩焼きが30分もかかるなんて、知ってたら頼みませんでした。^^
八倉峠の工事は12月までという情報もありますね。
その場合でも、林道は今月いっぱいで冬期通行止期間になるようですから、通れるのは来年の春以降かもしれませんね。
行けた際にはモーロク峠にならないよう注意します。^^

はるさん
はるさんも以前は神流川上流方面によく行かれてましたよね。
今年はもう時期的に無理かもしれませんが、来年暖かくなったら行かれてみてはいかがですか。

ZEROさん
脚がない私には無理ですが、ZEROさんだったら釣るところから初めても大丈夫でしょう。^^
前回も書きましたが、ここに行くのでしたら
是非万場側から上ってみてください。
報告お待ちしてます。^^

hayazouさん
街中のポタは一人で行ってもおもしろいけど山道はたとえ人を待たせることになっても、みんなで行った方が楽しいと思いました。^^
今度は皆さんで行きましょう。
Posted by tomochan at 2012年11月17日 11:16
貴重な情報有難うございます。
美しい方が30分もかけて焼いてくれたのでしょう。
さぞ美味であったかもしれませんね。
時間の配分の組めない初めての峠では、
おにぎり等を余分に持っても良いかななんて
思ったことがありましたが、お店で食べるのも
また格別ですよね。提供に大感謝です。
百舌。
Posted by mozu at 2012年11月19日 08:51
百舌さん
こんな記事がお役に立ったかのかどうか心配です。^^
私も実はおにぎりとラーメンを持っていって山中で食べようなどと考えてもみましたが、重いのでやめました。山で食べればきっと美味しいですよね。
Posted by tomochan at 2012年11月19日 20:19
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